就職活動

2015年07月29日 16:29

先日会った就活中のA子さんのお話です。 とても参考になると思いますので ご紹介します。

お仕事を探そうと思っていらっしゃる方には、必見です。

 

まず 「どこで求人情報を得るか?」の質問に

「Tread Me」の求人ページも有りますが、一押しは www.seek.co.nz」 だそうです。

このサイトは、自分のカバーレターやCV(Curriculum Vitae=履歴書)をアップロードしておくことができるので アタックしたい会社があったら ガンガン送れるそうで

A子さんは、なんとこの1ヶ月の間に 138通も送ったそうですよ!

しかし、その中から 面接に呼んでくれたのは、たったの3社。 

ここからわかるのは、「数社に送って返事がないくらいで 落ち込んでいる場合では無い。」 ということです。

ある会社は、CVが500通送られてきて 8人面接に呼びました。 さらに、2次面接には、2人という とても狭き門なんです。

だから、仕事を探している人は、ひたすらCVを送らなくてはいけません。

 

めでたく面接に呼ばれたら、とにかく その会社の概要と業界全体について そして、ライバル会社について徹底的に リサーチすることだそうです。

その為に 「面接にいつ来れますか?」の質問には、必ず最低でも3日以上先の日程を希望することが良いそうです。

リサーチができていたら、面接時に ”What do you know about us?", "What do you know about our industry?" 等と聞かれた時に 即答でき、

面接官に 「この仕事がしたい。」という 意気込みを見せることができます。

 

それから、「自分について」 リサーチすることも大事だそうです。

”Tell us about yourself.", "Tell us about you that is not in CV." 等と聞かれた場合、謙遜を美徳とする日本人は、ほとんど自分を売り込む準備ができていません。

"Why should we hire you?" (あなたでなければいけない理由は、何か?)という質問も有るそうです。 ここで、ためらわずに どんどん自分の良いところを売り込めるように準備しま しょう。 自分のこれまでの経験や身に着けた技能をアピールして下さい。

"What is your goal?", "What will you be doing in 5 years time?", "What is your strength?", "How do you cope with stress?" 等の質問もあるそうです。

 

そして、最後は、やはり英語力です。

日本人は、技術の高さ、丁寧さ、正確さ、マナーなどとても高く評価されますが、やはり 英語力の点で 面接に合格できないことも多々有ります。

そこで、A子さんがされたことは、スカイプで英会話の先生と 徹底的に面接場面を想定した練習をされたそうです。

A子さんが先生を見つけたサイトは、www.findatutor.co.nz

ポイントは、ネイティブスピーカーのキウイで やや年配の社会経験も豊富そうな人を選ぶこと。

6回位のレッスンでかなりの効果があったそうです。 レッスン代も、低料金の先生は、$25ぐらいだそうです。

 

最後に、A子さんからの究極のアドバイスは、

「いちいち 落ち込まない! 落ち込んだら、何で落ちたのかとか [会社に] 問い合わせない。 落ち込むから(本当のことは、言わないだろし)

100通のCVを送っても 面接が一件も来ないことなんて 普通だから!」だそうです。

 

このインタビューで、就職活動のすごさを知ったとともに A子さんのパワーにひたすら感動しました。 

 

就職活動中のみなさん、がんばって下さい。